予備校講師採用試験に2回落ちた九大チンカス院生の入試数学語り。

毒舌、下ネタ注意。※年々自信を失い、それに伴って毒もマイルドになってきています。

数学の才能って何だろうか。

 多分、ちょいちょいネガティヴで、且つ人によっては読んでいて気分が悪くなるであろう文章を書く気がします。本来なら発信すべき内容ではない気もしますが、本当に誰の目にも原理的に留まり得ないとこに書くのも何か嫌なんで、ここに書かせてください。まあ、ツイッターで通知しなければ見る人もあんまいないでしょ。

 

 いや、俺って本当に、自分で吐き気がする程、数学の能力が低いんです。って言うか、他人の数学の文章とかを理解して勉強をする能力が本当に致命的に劣っていて仕様が無い。本を読んでいても本当に何も解らないし(特に幾何)、だから自分で書き直すしか無いんだけど、それが本当に糞みたいに時間が掛かって、しかも解らない内は全然面白くないし、だから気が付いたらネットで動画を見出したり、或いはこうしてブログで自分語りを始めたりしちゃいます。他人の講演とかも殆ど何言っているか解らないです。てか、個人的に親交が有るとか、或いはまじで俺の専門に近い、とかではないと、そもそも他人の数学に一ミリも興味が無くて、頭の中で全然別の事を考えていて、話なんか殆ど聞いていません。*1*2

 

 ただ、俺にもちゃんと「数学の才能」は有ると思っていて、それは「俺が数学を続ける事に対して親が理解を持ってくれている事」と「数学を続ける事と自分の``幸せな人生''を天秤に掛けた時、前者を選べる事」の二つです。いやつまり、(少なくとも今の日本に於いて)大前提となる数学の才能って、数学を続ける事だと思っていて、幸か不幸か、俺はそれをちゃんと持っています。これは間違い無い。矢張り先ずは数学を続けないと(数学界的には)意味が無いんで、環境、信条を含め、それを実行出来るという事は、数学を続ける上で欠かす事が出来ない「才能」だと思います。「数学の能力自体は俺よりも高いんだろうな」って人で、経済的な問題とか将来の不安なんかを理由に数学を断念する人がいますが、これって結局、「数学の才能が無かった」って事なんだと思います。いや、さっきの講演の話とかもそうですけど、俺って多分、そんなに数学の事、好きな訳ではないと思うんですけど、でも、こんな人間性が終っている奴の糞みたいな人生よりは全然数学の方を優先して良いと本気で思ってます(完全に消去法だけど)。勿論、この先、お金が貰えずに飢え出したりした日には、心底、過去の自分の選択を後悔すると思うんですが、そうなった時にはもう手遅れな訳で、もう全部如何でも良いです。*3たかが個人の人生と天秤に掛けて数学を選べない時点で、きっと才能も糞も無いんだと思います。これも個人的にはよく言っている事なんですが、博士課程に行っても能力が高ければちゃんと生き残れるし、ちゃんと生き残れない様な数学に要らない人間が如何なろうと数学は困らないんで、だから結局、何も損失は無いんです。経済的な話とかも結局は全部言い訳にしか聞こえなくて、だって本当に数学に必要な人間なら、誰かしら手を差し伸べる人がいると思いますしね。後は、俺の友達(と少なくともこっちは思っている奴)に、家庭が崩壊していてまじで全く経済的な後ろ盾が無い上に、(失礼承知で書かせてもらうと)少なくとも超天才ではない、って奴がいるんですが、そいつは何かめっちゃ英語とか勉強して給料が貰える海外の大学院生になって数学を続けています。これは本当に凄まじい数学の才能だと思っていて、俺はまじでそいつを尊敬しています。俺にはとても真似が出来ない。まあ代わりに俺は「理解が有る親」という才能を持っているんで、奴とは別にまた数学を続けてはいますけどねえ…

 

 あー本当、何で数学なんか``好き''になってしまったんですかねえ。輝いていた筈の俺の将来は一体、何処に行ってしまったんでしょうか。いつかこの糞駄文を「黒歴史www」なんつって笑える程度にまともな人生になってくれる事を祈るばかりです。

 さて、もやもやしていた事をちゃんと文章にしてちょいちょいすっきりしたんで、ぼちぼち数学に戻ります。

*1:俺も講演者の研究集会とかで、俺の話を聞いてくれた人の講演は別です。どんなに興味が湧かなくても、全力で聞く様にしています。

*2:最後に一応、補足しておきますけど「数学の能力が低い」ってのは「研究している人間の中では」であって、九大生の中では滅茶苦茶出来る方です。てか、特に九大みたいな半端な大学の数学科って、プライドだけは高い人間が本当に多いんで、これははっきりと言っておいた方が良いと思うんですけど、「俺/私は勉強していないから成績良くないだけで、ちゃんとやればできるようになるだろw」とか思ってそうな奴多いと思うんですが、それは多分、勘違いだと思います。学部(の特に前半)の数学って、本当に自然で基本的で易しいものばかりで、それを一寸でも「解らない。勉強したくない」とか思った時点で、もう終ってるんですよ。俺も初めの内は「何か皆難しい難しい言ってるけど、別に全然難しくないし、一寸やれば一瞬でトップになって優越感に浸れそうだから、取り敢えずやっとくかw」くらいの感じで数学してたし(勿論、こんなんだったからちゃんと痛い目に遭ったし、今は違います)。``やっていないから出来ない''んじゃなくて「出来ないからやれない」んだと思います。それは生まれつきの能力も勿論ですが、他にも高校以前でどれくらいちゃんと自分で考えて数学をやってきたか、みたいな積み重ねの影響も在る気がします。「模試の成績が良かった」だけの人とかは、きっとちゃんと数学が出来てなかったんだと思いますよ。大学院に残らなくても数学に関わる仕事(例えば教師とか)を続ける人、多いと思いますけど、そこんとこはちゃんと自覚を持って、数学に対する態度とかを考え直した方が良いと思います。

*3:そうなった時に生活保護とかに頼って世間に迷惑を掛けたりしない様にしなきゃいけないと、色々と自分の考えを整理して文章にしたり、或いは哲学書もどきみたいなものを読んだりして、ちゃんと死ねる準備はしているつもりではあるんですが、俺、やっぱ自分の事が好きで好きで仕方が無いんで、これは難しい気がします。その時、竟にプライドを捨てて底辺みたいな仕事をして食い繋ぐのか、或いはホームレスにでもなるのか、如何なっちゃうんですかねえ。