或る意味北大らしい難易度に戻りました(或いは戻り過ぎて通り越してしまった?)。
難易度:おちんちんが生える程易
昨年比:おちんちんが取れる程易化
※「ブログの今後について。」で述べた通り、必ずしも「全ての問題に真面目に解答を付ける」という事はしていません。勿論、全部自力で解ける事は確認しています。
1:平面ベクトルの定期テスト問題。目標解答時間20分。
テクニックA
記述量B
発想力A
総合難易度A
テーマは射影ベクトルですが、そんなもん知らなくても如何とでも解けます。
2:最大最小(相加乗)、数IIの微積の共通テスト問題。目標解答時間20分。
テクニックA
記述量B
発想力A
総合難易度A
(1)なんか共通テストの問題ですよね。(2)は当然、相加乗ですが、こんなのの最小値を考えて何が面白いんですかね?
3:(1)指数方程式;(2)最大最小(相加乗)、底の変換公式、やや意地悪な小問。目標解答時間15分。
テクニックA
記述量AB
発想力AB
総合難易度A
(1)は良いでしょう。2変数ですが、ほぼ教科書の例題です。
(2)は一瞬、見た目が一寸怖い気がしますが、何て事は在りません。
ですね。底の変換公式のスペシャルケースです。後は(1)を使って相加乗ですが(今年は相加乗好きだな)、(1)の問題文的にを消去するのかと思いきや、消去するのはです。若干意地悪な感じがしますが、まあ難易度には影響無いでしょう。
テクニックA
記述量AB
発想力A
総合難易度A
離散全称の証明ですが、「nの問題は数学的帰納法」を丸暗記しているだけで満点が取れます。
5:パラメータ求積の教科書の例題。目標解答時間20分。
テクニックA
記述量B
発想力A
総合難易度A
いやこれ数IIIの教科書の例題やん。
これは如何した事でしょうか。オールAです。北大ってどんなに易しい年でも1問は標準以上の問題(大体は微積の式処理)が入っていた気がするのですが、今年はそれすら在りません。最近、少し難し目だったんで、恐らくは作問委員が今年は少し易しくしようとしてミスったのでしょう。数物系上位半分や医学科獣医学科は殆どの学生が満点だったんじゃないですか?来年はまた昨年以前の難易度でくると思っておいた方が良いでしょう。
そして北大も確率が無え。
さて、今年も「旧帝理系+東工大」終りました。繰り返し述べている通り、今年から東大京大九大以外は真面目に解答を作っていないんですが、いや良いですね。記述用の答案作らずに「あー後計算だけだここ迄」とか出来るの。これなら未だ未だ楽しくブログを続けられそうです。ただ、これだけだとツイッターとかで偉そうに``今年の東大数学簡単過ぎw''とか言ってる数学のすの字も知らなそうなイキり大学生共と同じになっちゃいそうなんで、ちゃんと東大京大九大だけは時間計って答案作りも続けていこうと思います。