予備校講師採用試験に2回落ちた九大チンカス研究員の入試数学語り。

毒舌、下ネタ注意。※年々自信を失い、それに伴って毒もマイルドになってきています。

俺より強え女が好き!

 以下は先日、某プロとの会話で得た知見です。(現実に効果が在るかは別として)異性にモテる為の手段として、男って割と「勉強して学力を上げる」ってのを思い付くと思うのですが、*1一方で女性でこの手段を採用する方って、恐らくかなり稀なのではなかろうかと思われます。これが事実だとすると、間違い無く男女の学力差に致命的な影響を及ぼす筈です。思春期人類のモテへの渇望の凄まじさは、多くの方が経験則として承知の事でしょう。これが一方の性では勉強への原動力として変換され、他方の性ではそうでないのだとしたら、ここから生じる差に疑いの余地は在りません。

 さて、この現象を生み出している第一の原因は、勿論、女性側に「(自分より)能力が高い男性が好き」という風潮がある一方で、男性側にそれが無い事に尽きるでしょう。*2この風潮の性差を生み出す男女の性質差が仮に全てジェンダーではなくセックスに由来するのだとしたら、これはもう、是正の余地はほぼ無いと言って良い気がします。*3女性が男性に身体能力で劣るのと同じ事です。しかし俺には、少なくともジェンダー側の寄与が0であるとはとても思えず、だとしたらここには是正の余地が在ります。*4

 ではタイトルを回収しましょう。即ち俺は、俺より強え女が好きです。ここで``強え''の定義を少なくとも俺の中では明確に得られてはいない事を補足しておきます。*5んで要は「この風潮、男の中で流行れよ」って事です。そしてこれは実際にちゃんと流行り得ると思うんですよね。いや男って見栄っ張りなのは間違い無いのですが、一方でちゃんとメンタルは(それこそ女性よりも)ちゃんとヘタレな場合が多いと思っているので、その見栄による外骨格をちゃんと取り払うだけの何か要素がちゃんと在れば、ちゃんとヘタレられると思うんですよね。これはマザコンやら結婚したら女房の尻に敷かれる男が多いという事が、正に状況証拠になっていると思うのです。

 一方でこの風潮には女性にもちゃんと責任が有る気がします。いや「私より頭が良い男が好き」みたいなの、若し在るんだとしたらまじ止めてください。それこそ「私が先に勉強して彼氏に勉強教えてあげるんだ」くらいの気概を持ってくれると嬉しいですね。まじ女の子にスキーム論教えてもらいたい。

 以上、バブみ記事でした。

*1:この「学力」の部分は、ひょっとしたら世で価値が在るとされている多くの別の能力に置き換え可能かも知れません。

*2:或いは「世の男女の各々がこの風潮の存在を信じている」と言った方が、より正確かも知れません。

*3:ここで、恐らくジェンダーとセックスに明確な境界が存在しないであろう事も注意しておきます。即ち、元はジェンダーに由来していたマインドの性差も、それが数世代に渡って続いてしまうと、ちゃんと遺伝子頻度レヴェルの性差に繋がってしまい得るからです。「進化は直ぐには起こらないけど、品種改良は数世代で起きてしまう」という事は、恐らく多くの方がご存じでしょう(品種``改良''と言ってしまうと少し誤解の余地が生じますが、これ以外の良い用語が思い付かないので、ここではこれを用います)。ここで、品種改良により生じた遺伝子頻度の差を「セックスによる差」と呼ぶ事が学問的な意味で適切であるか否かは、俺には判っていない事を白状しておきます。

*4:一方でセックス側の寄与が0である事についても、矢張りここでは完全に否定する事は避けておきます。

*5:一応「俺が価値が有ると主観的に認めている能力(例えば数学力、数学以外のちゃんとした学問の能力、物事を理屈で考える能力、身体能力、e.t.c....)が(少なくとも俺より)高い、且つ精神年齢が高い(例えば、先の能力の高さで以て他人を不必要に傷付けたりしない)」というのが有るのですが、突っ込まれると返答に困る未定義概念が多分に含まれているため、俺の中では未完成です。